がすこんろの使い方

ガス漏れ警報器の設置は義務なの?

ガスを開けたときにガス屋さんがすすめてくるガス漏れ警報器。
絶対取り付けなくちゃいけないの?
どんな人におすすめなの?
設置する場合はどこに?
そんな質問に答えます。

ガス漏れ警報器の設置は義務ではない


一般の家庭においてはガス漏れ警報器の設置は義務付けられていないので、設置するもしないも自由です。

学校・ホテル・病院・地下街などの多くの人が利用する場所では、設置する基準と法があります。

ちなみに、1度取り付ければ永遠に使えるわけではなく5年ごとに交換が必要です。
その理由は、ガス漏れを感知するセンサーが確実に働く期間が5年だからです。
なのでガス漏れ警報器は5年ごとの交換が必要になります。

どんな人におすすめなの?


「義務付けられていないなら、じゃあ設置している人っているの?」という疑問に答えます。
万が一のガス漏れが心配、安心して使用したいという方は設置しています。

一般家庭では
  • 離れて暮らす高齢の両親宅に
  • 安心してガスを使いたい方
  • アパートの大家さんが全室に設置することも
店舗や施設では
  • 保育園や学校の給食室
  • 病院の厨房
  • 工場などのボイラー室
  • レストランなどの厨房

ガス漏れ警報器とガスメーターを連動させることもできます。
連動させると、警報器がガス漏れを感知したらガスメーターに信号を伝え、自動でガスを止めます。
レストランなどたくさんのお客様がいる施設でよく導入されています。

設置しなくても大丈夫?


義務ではないので、設置しなくても法律的に問題はありません。
でも、「私は絶対にガス漏れしないように使うから大丈夫!」といった絶対は存在しませんし、
「すぐ戻るつもり」「ガス栓を閉めたつもり」といったミスからの事故を防いでくれるので、取り付けたほうが安心ですね。

そもそもガス漏れ警報器は「ガスが漏れたら」知らせてくれるものです。
その前に、ガスが漏れるのを防ぐ装置があるので紹介します。

  1. ガスマイコンメーター
  2. ヒューズコックガス栓
  3. 最新ガスコンロ
  4. 人間の嗅覚

①ガスマイコンメーター

ガス漏れなどの異常なガスの流れを感知したら、ガスメーターでガスをストップさせます。
そしてガス漏れの原因をなおすまで、ガスが使えません。

また、少しの漏れが30日以上続いているときに、ガス漏れのお知らせとしてメーターのランプが光ります。
このとき、ガスは使えてしまうのでガス漏れに気がつかなかったりします。
たまにランプは光っていないか点検するようにしましょう。
警報器には、音とランプで知らせてくれるメリットがあります。

②ヒューズガス栓

ガス栓にも、異常なガスの流れを感知したら、自動でガスをストップさせるものがあります。
そのガス栓を「ヒューズガス栓、ヒューズコック」と呼びます。
ガス栓の中にボールが入っていて、普段は下にありますが、ガスが漏れているのを感知するとヒョイッとボールが動き、ガスの通り道を塞ぐ仕組みです。

③最新ガスコンロ

最新のガスコンロにはガス漏れをさせないよう、安全装置がついています。
例えば「立ち消え安全装置」は、風でコンロの火が消えたときに自動でガスをストップさるなど・・・
他にもガス漏れを防ぐ機能が満載です。

残念ながら20~30年以上前に製造されていたガスコンロ、鋳物の七輪、業務用のガスコンロには安全装置がついていないものがあるので、そういった場合はガス漏れ警報器を取り付けた方が安心ですね。

④人間の嗅覚

ガス漏れを防ぐものではありませんが、人間の嗅覚もガス漏れにいち早く気がつくために大事なものです。

そもそもガスは無臭で、ガスが漏れていることを気づきやすくするため、玉ねぎの腐ったような臭いを付けています。
これはプロパンガスも都市ガスも一緒です。

こんな感じで、ガス漏れをさせないための装置がいくつもあります。

何のために必要なのか


「なんのために取り付けるのか」という疑問も出てきますね。
ガス漏れ警報器は、家族みんなが安心してガスを使うために設置するものです。

ガス漏れを防止する安全装置プラス、ガス漏れ警報器を設置することで、誰が使っても安全な状態を作り出せます。

「ガスコンロを使うときは気を付けて使おう!」あなたがそう思っていても、家族全員がそんな意識でいるとは限りませんよね。
中学生くらいになれば、コンロを使ってラーメンを作ることも出来ます。
そんなときでも最悪のアクシデント(火災)を防ぐお手伝いになります。

ガス漏れ警報器について

①設置位置

プロパンガスは下(空気より重いためガスは下に溜まります)
都市ガスは上(空気より軽いためガスは上にあがります)

②取り付ける場所

ガス器具がある部屋に取り付けます。

  • ガスコンロを使ってるキッチン
  • ガスファンヒーターを使っているリビングなど

家の外に取り付けている給湯器などの近くには警報器は不要です。

③種類

ガス漏れ警報器には種類がたくさんあります。
大まかにはこちら。

  • ガスのみ
  • ガス・一酸化炭素
  • ガス・一酸化炭素・火災報知器(熱式または煙式)
  • ガス・一酸化炭素・常備灯

LPガス・ガスのみ感知
LPガス ガス漏れ センサー 省電力 防災 YAZAKI ガス漏れ 警報器 YF-005N LPガス 警報機

都市ガス・ガス+一酸化炭素(CO)+火災報知器(熱式)
矢崎 都市ガス ガス警報器 日本製 YP-776 CO警報器 住宅用 火災警報器 (熱式) 複合型

ここが変わった①常夜灯つき

ガス漏れ警報器の取り替えを案内するときによく言われるのは「一回も鳴らなかったから必要ないんじゃないか」というものです。
ガス漏れ警報器は鳴らないのが一番いいのですが、確かにそれではもったいない気もします。
そこで、最近では常備灯の機能がついた警報器が登場しました。
常夜灯の光の強さも選べて、さらに停電したことを知らせてくれる機能もついています。
矢崎 都市ガス ガス警報器 YP-756F 日本製 CO警報器 ガス漏れ 不完全燃焼 複合型

ここが変わった②電池式

これまでの警報器は、コンセントで電源を取るタイプがほとんどでした。
でも、ここ最近では電池式の警報器が登場し、お部屋の雰囲気をこわさないと選ばれる方が増えています。
※まだまだ電池式警報器は成長段階なので、種類が多くありません。

④購入するには

警報器の価格は、契約しているガス会社によってちがいますし、警報器を買い取る場合やリースで契約する場合などでもかわってきます。
契約しているガス会社に問い合わせましょう。

⑤自分で取り付けていいの?

設置はプロ(ガス屋さん)に任せるようにしましょう。
例えば天井面から30cm以内に設置するなどの細かい設置基準があるからです。
基準どおりに取り付けないと、正しく動かず買った意味がありませんので。

快適なガスライフが送れますように。